終末世界の魈蛍

こちらは閲覧制限ありませんが台詞を機械翻訳用に掲載します(実際の台詞と多少表現を変えてるところがあります)


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lumi:此処も駄目か…
lumi[世界を旅して回っていた私達兄弟は、崩壊と終末に対面し、生き別れになってしまった]
lumi[それ以来私は、秩序を失い生き延びることすら困難な見知らぬ土地で、兄の消息を追い続けている]
xiao:……
lumi:お兄ちゃん(Aether)…
lumi:会いたいよ…

xiao:動くな
xiao:そのまま後ろを向け

lumi:まさか上から来るなんて
lumi[荒廃した世界に残るのは『奪う者』と『奪われる者』だけ]
xiao:碌な物資も持ってない
xiao:銃一つ持たぬ小娘がよくここまで生き延びてこれたな
lumi:小娘って…あなただって子供じゃない
xiao:減らず口を叩くな
xiao:金目の物はこれくらいか
lumi:待って、駄目ッ!!
lumi:それはお兄ちゃんの…
bump
xiao&lumi:!!

xiao:ち…
xiao:此処まで追ってくるとは
xiao:おい娘、死にたくなければ走れ
lumi:あなたは今私のこと殺そうとしてたじゃない!
xiao:黙れ
lumi:あなた追われてるの?
xiao:いいからさっさと走れ!
bang! bang!
xiao:しばらく此処に身を隠す
lumi:はあっ、はあ…… 何なの…

xiao:あれはこの近辺を支配する共同体の偵察部隊だ
xiao:奴等は組織外の人間を人とも思わない
xiao:捕まれば身ぐるみ剥がされて奴隷にされる
xiao:それが女であるならばどうなるか想像に容易いだろう
xiao:死ぬよりも悲惨な目に合うぞ
lumi:そうだったの…でもあなたも私を襲った
xiao:殺すつもりなどなかった
xiao:現に物資には手をつけていないだろう
lumi:でもあのピアスは命の次に大事なものなの
lumi:お願い、返して

xiao:我に指図するな
lumi:撃つ気なんてないでしょ!
lumi:あなたに襲われなかったら私はもう…
xiao:数えるのも馬鹿らしくなる程 この手を汚してきた 我を見くびるな
lumi:……あなたはどこから来たの?
lumi:東洋人はこの近辺じゃ見かけない この国の人じゃないよね?

lumi:それに変わった口調だけど
lumi:小説に出てくる仙人様みたい
xiao:全く、気丈な娘だな
xiao:奴等は夜更けになれば現れない
xiao:そこで開放してやるから今は大人しくしていろ
lumi:用無しの私を放り出さないんだ?

xiao:口の減らぬ奴だな
xiao:死ぬよりも悲惨な目に合うと言っただろう
lumi:わかった
lumi:言う通りにするから、もうそれ(銃)を向けないで
xiao:判れば良い
lumi[優しいんだか優しくないんだか、彼は悪い人ではなさそうだけど]
lumi[でもお兄ちゃんのピアスは取り返さなきゃ]
lumi:あ、そうだ、御飯食べる?お腹空いてるでしょ?
lumi:満腹にはなれない量だけど
xiao:お前、名は?

lumi:lumine…あなたは?
xiao:xiaoだ
lumi:xiao……
lumi:昔どこかで会った…?